打栓工（食料品製造）
だせんこう（しょくりょうひんせいぞう）
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
- 小分類 : その他の製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
概要
飲料や調味料などの容器に栓を締める機械の操作や点検、品質管理を行う職種。
詳細説明
打栓工（食料品製造）は、飲料や調味料、調理済み食品などの容器にキャップやフタを確実に締める作業を担当する。主に自動・半自動の打栓機械を操作し、トルク調整やシール状態の確認、機械の点検・保守を行う。ラインの稼働状況を監視し、不良品の検出や衛生管理の徹底を図るほか、機械洗浄や清掃、簡単な修理対応も業務に含まれる。品質基準や食品安全規格に基づき作業手順を遵守し、5S活動や異物混入防止の取り組みに参加する。
将来性
自動化・ロボット化の進展により作業負担は軽減されるものの、品質維持のため熟練オペレーターの需要は継続する。食品安全規格の強化と衛生管理意識の高まりにより、専門的な知識や技能が一層重要となる見込み。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ラインオペレーター → 食品製造リーダー → 生産管理者 → 工場ラインマネージャー
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 既定の手順で作業を行うため高い創造性は求められない。 |
| 数理・定量分析力 | 数値計測はあるが複雑な分析は少ないため。 |
| 計画・組織能力 | 作業工程は決められた手順に従うため計画立案の自由度は低い。 |
関連資格
- フォークリフト運転技能講習
- 食品衛生責任者
別名
- キャッピングオペレーター
- 打栓作業員
関連職業
- 充填工
- 包装工
- 検品工