枝払作業者(造材)
えだばらいさぎょうしゃ
業界・職種
分類
- 大分類 : 農林漁業の職業
- 中分類 : 林業の職業
- 小分類 : 伐木・造材・集材作業員
概要
森林で伐倒された原木からチェーンソー等を用いて枝を切り落とし、輸送・製材しやすい形状に整える林業作業者。
詳細説明
枝払作業者(造材)は、森林で伐倒された原木から枝を切り落とす作業を担います。主にチェーンソーを用い、根元側から先端に向かって枝を切断し、木材を一定の寸法・形状に整形します。現場は傾斜地や不整地が多く、足場が不安定な中での作業や重量物の取り扱いを伴うため、安全管理が重要です。作業前には安全帽や防護具、ロープやスリングを使用し、複数人で連携して効率的かつ安全に作業を進めます。正確な切断技術や機械のメンテナンス知識が求められ、経験を積むことで高い作業効率が得られます。
将来性
持続可能な森林経営と国産材需要の高まりに伴い、枝払作業の機械化・効率化技術が進む一方で、高い技術を持つ作業者の需要は依然として高いと予想される。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
林業現場作業員(見習い) → 枝払作業者 → 造材班リーダー → 森林整備コーディネーター → 現場監督(林業技術者)
必須スキル
チェーンソー操作・メンテナンス / 伐木造材 / 危険予知活動 / 安全装備の適切な使用
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | 作業は基本的に定型的で、創造的発想はあまり必要ない。 |
| 数理・定量分析力 | 数量の計算よりも体力と技術が重視される。 |
関連資格
- 伐木等の業務に係る特別教育
- 林業技能士
別名
- 枝打ち作業者
関連職業
- 伐木作業者
- 造材作業者
- 集材作業者