生地検査工(陶磁器製造)
きじけんさこう
業界・職種
分類
- 大分類 : 製造・修理・塗装・製図等の職業
- 中分類 : 製品検査工(金属製品・食料品等を除く)
- 小分類 : 窯業・土石製品検査工
概要
陶磁器製造工程において、焼成前の生地の品質を目視や測定器具で検査し、不良品を判別・除去する職種。
詳細説明
生地検査工は、陶磁器の素地(焼成前の原料や成形品)に対して、目視や寸法測定器、含水率計などを用い、ひび割れ、欠け、色むら、不純物の混入などの不良を検出・除去する職務です。製造ラインの初期段階で品質を保証し、良品率を高める重要な役割を担います。検査結果を記録し、ライン担当者と連携して改善策を検討することもあります。
将来性
品質への要求が高まる中で検査工程の重要性は維持される一方、自動化・AI検査技術の導入が進み、機械との協働スキルが求められる。
性格特性
労働スタイル
キャリアパス
ラインリーダー → 品質管理担当 → 生産管理 → 製造スタッフ → 品質保証スペシャリスト
必須スキル
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 注意力・正確性 | 微細なひび割れや欠けを見逃さない高い注意力が必要なため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 創造性・アイデア発想力 | ルーチン業務が中心で、高度な発想力は求められないため。 |
| 数理・定量分析力 | 複雑な計算は少なく、基本的な測定データの読み取りが主なため。 |
関連資格
- QC検定(品質管理検定)
別名
- 原料検査員
- 素地検査工
- 陶磁器検査工
関連職業
- 仕上検査工
- 品質管理担当
- 塗装検査工
- 目視検査工
- 窯業オペレーター