水回り設備機器(ユニットバス等)設計技術者

みずまわりせつびきき(ユニットバスとう)せっけいぎじゅつしゃ

業界・職種

建築・土木・設備

分類

概要

ユニットバスなど住宅やビル向けの水回り設備機器の設計・開発を担当する技術職。

詳細説明

水回り設備機器設計技術者は、ユニットバスやキッチン、洗面化粧台などの水回り設備機器の設計・開発を行う職種です。市場や顧客の要望をもとに製品仕様を策定し、2D/3D CADやBIMソフトで図面作成を行います。流体力学や材料力学の知識を活用して配管径や構造強度を計算し、防水性能や耐久性、施工性を考慮した設計を行います。試作品の作成・評価や法規制(JIS、PSEなど)への適合確認、コスト最適化、製造部門や品質保証部門、現場施工担当者との連携も重要な業務です。最新素材や省エネ技術への対応、DX化を推進することで製品競争力を高める役割を担います。

将来性

住宅や商業施設のリフォーム需要の高まりや耐水・耐久性能向上のニーズ拡大により、安定的な需要増加が見込まれる。BIMやDX化への対応人材の市場価値が一層高まる。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 論理的思考がある / 責任感が強い

労働スタイル

オフィス勤務 / フレックス / プロジェクト単位業務 / リモート

キャリアパス

ジュニア設計技術者 → 設計技術者 → シニア設計技術者 → プロジェクトリーダー → 設計部マネージャー → 技術開発部門責任者

必須スキル

2D/3DCAD / BIMソフト(操作) / データ分析 / 図面作成 / 建築関連法規・規格(PSE,JIS等)の理解 / 流体力学基礎 / 配管設計技術

推奨スキル

3D試作 / プロジェクト管理ツール / 原価管理(生産性改善) / 流体解析 / 英語ドキュメント読解

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
分析・論理的思考力 流体特性や構造計算など定量的・論理的検討が不可欠なため。
注意力・正確性 図面の小さな誤差が製品不良につながるため。
数理・定量分析力 配管径計算や水圧解析など数理分析が多いため。
問題解決力 漏水や施工トラブルなど課題解決能力が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
体力・持続力 主にデスクワークで体力負荷は少ないため。

関連資格

  • CAD利用技術者試験
  • 一級管工事施工管理技士
  • 二級管工事施工管理技士
  • 建築設備士

別名

  • ユニットバス設計技術者
  • 建築設備設計技術者
  • 給排水設備設計技術者

関連職業

  • 建築設備設計技術者
  • 空調設備設計技術者
  • 給排水設備設計技術者
  • 設備設計エンジニア

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