袋物組付・仕上工

ふくろものくみつけしあげこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

袋状製品に部品の組付けや縫製、検品、梱包などの仕上げ加工を行う製造職。

詳細説明

袋物組付・仕上工は、紙袋やビニール袋、布製袋などの袋状製品に対し、持ち手やマチの組付け、ミシン縫製、ホットメルト加工などの加工工程を担当します。作業指示書に基づき、手作業やミシン、専用機械を操作しながら、製品の折り目付けやのり付け、印字の位置調整、異物混入や不良品の検査を行い、最終的な梱包・出荷準備を行います。作業効率や品質維持のために5S活動や改善提案を行う場合もあります。

将来性

自動化・ロボット導入による省人化が進む一方で、手仕上げ工程は高い品質確保のため一定の需要が維持。複数工程を担当し改良提案ができる多能工の価値が高まる。

性格特性

丁寧で礼儀正しい / 協調性がある / 忍耐力がある / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / パートタイム / ライン作業 / 契約社員 / 派遣社員

キャリアパス

ラインリーダー → 品質管理担当 → 製造管理 → 生産技術 → 工場長

必須スキル

ミシン操作 / 作業指示の理解 / 品質検査 / 手先の器用さ / 梱包作業

推奨スキル

品質管理基礎 / 安全衛生(5S) / 改善提案 / 機械保全

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 小さなほつれや印字ずれなどの不良を見逃さない注意力が求められるため。
体力・持続力 長時間の立ち作業や手作業が続くため、体力・持久力が必要。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 新規アイデア発想よりも既定の手順に従う作業が中心なため。
数理・定量分析力 数量管理や計測は最低限で高度な数理分析は不要。

関連職業

  • ミシン仕上工
  • 縫製工

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