オーディオビジュアル設備設計員
おーでぃおびじゅあるせつびせっけいいん
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : 開発技術者
- 小分類 : 電気・電子・電気通信開発技術者(通信ネットワークを除く)
概要
音響・映像機器を用いたシステムの機器選定や配線設計、制御方式を計画・図面化する技術職。
詳細説明
オーディオビジュアル設備設計員は、会議室やホール、スタジオなどの用途に応じて音響・映像システムの設計を担います。顧客の要求をヒアリングし、最適な機器構成や配線ルートをCADで図面化。音響レベル計算や映像信号伝送方式、制御システムの設計を行い、電気工事担当者や施工業者、機器メーカーと調整を進めます。現地調査で音響特性や映像環境を確認し、納入後の試運転や調整にも関わることがあります。技術規格や規程に準拠しつつ、コストや施工性を考慮したバランスの取れた設計が求められます。
将来性
イベント需要やハイブリッド会議の増加に伴い、AVシステムの導入・リニューアル需要は高まる見込み。IoT化や遠隔制御技術の進展で専門性が求められる。
性格特性
労働スタイル
オフィスワークと現地調査 / フレックス制 / プロジェクト型 / リモート / 顧客先常駐
キャリアパス
ジュニアAV設計技術者 → AV設計技術者 → シニアAV設計技術者 → プロジェクトリーダー → コンサルタント
必須スキル
AVシステム設計 / CAD操作 / ネットワーク基礎知識 / 映像音響機器(基本) / 電子回路基礎
推奨スキル
適性(得意であることが望ましい)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 顧客要件を機器構成やシステム仕様に論理的に落とし込むため。 |
| 注意力・正確性 | 細かな配線やケーブル仕様のミスがシステムトラブルにつながるため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | AV機器や規格の進化が速く、継続的な習得が求められる。 |
| 問題解決力 | 現場調整や性能問題の原因追及で必要となるため。 |
適性(苦手でも可)
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主にデスクワークだが、現地調査のための移動がある程度ある。 |
関連資格
- CAD利用技術者検定
- 第二種電気工事士
別名
- AVシステム設計士
- AV設備設計技術者
- オーディオビジュアル設計士
関連職業
- AVインテグレーター
- 照明設計技術者
- 電気設備設計技術者
- 音響設計技術者