音響機器組立工

おんきょうききくみたてこう

業界・職種

エンジニアリング・製造

分類

概要

音響機器の部品を組み立て、配線やハンダ付け、動作検査を行う製造職。

詳細説明

音響機器組立工は、スピーカー、アンプ、ミキサーなどの民生用音響機器を組み立てる専門職です。部品の選別・取り付け、ハンダ付け、ネジ締め、ケーブル配線などの細かな作業を行い、動作試験や音質チェック、外観検査を経て出荷準備をします。図面や作業手順書に基づき、トルク管理や静電気対策(ESD)を徹底しながら精密かつ安全に作業を行います。製造ラインでのシフト勤務のほか、手作業による小ロット生産や試作品組立にも携わることがあります。

将来性

スマートスピーカーやワイヤレスイヤホンなど新型音響機器の普及で需要は安定。自動化の進展が見込まれる一方、精密な手作業を要する高付加価値製品の組立技術者は引き続き必要とされる。

性格特性

几帳面である / 協調性がある / 忍耐力がある / 責任感が強い

労働スタイル

シフト / ライン作業 / 手作業 / 立ち仕事

キャリアパス

音響機器組立工 → 班長・リーダー → 生産管理担当 → 品質管理担当 → プロセスエンジニア → 技術開発担当

必須スキル

ハンダ付け技術 / 品質検査 / 図面・マニュアル読解力 / 工具操作 / 電気電子回路の基礎知識

推奨スキル

トルク管理 / 品質管理(ISO9001) / 計測器操作 / 静電気対策

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微小な部品の誤組み立てが品質不良に直結するため。
体力・持続力 長時間の立ち作業や手作業が続くため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 作業手順が明確で創造性はあまり求められないため。

別名

  • オーディオ機器組立工

関連職業

  • テレビ受信機組立工
  • 楽器組立工
  • 電子機器組立工

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