石綿製品製造工

大分類: 製造・修理・塗装・製図等の職業
中分類: 製品製造・加工処理工（金属製品・食料品等を除く）
小分類: 窯業・土石製品製造工

業界・職種

石綿（アスベスト）を含む原材料を配合・成形し、乾燥・焼成などの工程を経て建材や工業製品を製造する職種。

石綿製品製造工は、アスベスト繊維とセメント等のバインダーを正確に配合し、成形機によりシートやパイプなど所定の形状に加工します。その後、乾燥炉や焼成炉で加熱処理を行い、寸法測定や検査・検品を実施します。作業中は粉じんの飛散防止や保護具の着用など、安全対策を徹底し、法令規制に適合した製品を生産します。

石綿の規制強化に伴い製造量は縮小傾向。代替材料へのシフトが進み、関連技術や他素材製造への転身が求められる。

製造オペレーター → ラインリーダー → 製造主任 → 工場長

項目	説明
注意力・正確性	微細な粉じん管理や配合比の正確性が製品品質に直結するため。
体力・持続力	重い原材料の運搬や長時間立ち作業が多く、体力が求められるため。

項目	説明
創造性・アイデア発想力	製造工程は定型的で、新たなアイデア発想は少ないため。

アスベスト乾燥検査焼成粉じん製品成形