アニメーター

あにめーたー

業界・職種

クリエイティブ・メディア

分類

概要

アニメーション作品において、キャラクターや背景の動きを描く職種。原画や動画などの工程を担当し、映像に命を吹き込む。

詳細説明

アニメーターは、企画や絵コンテをもとにキャラクターや背景の動きを描画し、連続するフレームを制作してアニメーションを成立させる。主に原画(キーフレーム)と動画(中割り)の工程に分かれ、タイミングや演技のニュアンスを表現する。作画用ソフトやペンタブレット、タイミングシートを使用し、作画監督や演出家と連携して修正指示に対応。次工程への引き渡しまでを担い、デジタル化の進展によりデジタル作画ツールの習熟が必須となっている。フリーランスやスタジオスタッフとして働き、作品ごとに異なる要求やスタイルに適応する柔軟性が求められる。

将来性

国内外でのアニメ需要増加に伴い求人は堅調。デジタル化や3D制作技術の進展でデジタル作画スキルが一層重要視される。作業の自動化・AI支援ツールの導入が進む中、個性ある作画表現が差別化要因となる。

性格特性

創造的である / 協調性がある / 忍耐力がある / 細部へのこだわりがある / 観察力が鋭い

労働スタイル

スタジオ勤務 / フリーランス / リモート可

キャリアパス

動画アニメーター(アシスタント) → 原画アニメーター → 作画監督 → アニメーションディレクター → 演出家(アニメーション演出) → キャラクターデザイナー

必須スキル

キーフレーム制作 / タイミングシート作成 / デジタル作画 / デッサン能力 / 中割り制作

推奨スキル

3Dモデリング / ストーリーボード作成 / 動画編集 / 色彩設計

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 細かな線のずれや色ムラが動きの違和感につながりやすいため。
創造性・アイデア発想力 独創的なキャラクターデザインや動きの表現が求められるため。
ストレス耐性 短納期や修正対応でプレッシャーがかかるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
数理・定量分析力 数理分析はほとんど不要。

別名

  • 作画スタッフ
  • 動画マン
  • 原画マン

関連職業

  • 3Dアニメーター
  • キャラクターデザイナー
  • 作画監督
  • 演出家
  • 背景美術スタッフ

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