アルパインガイド

あるぱいんがいど

業界・職種

観光・ホテル・レジャー

分類

概要

高山地帯での登山やクライミングなど、専門的な知識と技術を持って安全に案内を行う職業。

詳細説明

アルパインガイドは、富士山をはじめとする高山地帯や雪山、岩稜ルートなどで顧客を案内し、安全管理、ルート設定、技術指導、緊急時の救助・救命を行う専門職です。気象や地形の知識を駆使して天候変化に対応し、クライミング技術や雪山装備の使い方、セルフレスキューの方法を指導します。ガイドは顧客の体力や経験を評価し、最適なスケジュールや装備を提案。チームでの協働や現地パートナーとの連携も重要となります。日本山岳ガイド協会などの認定を取得し、救急法やレスキュー技術を習得する必要があります。

将来性

コロナ禍以降のアウトドア需要増に伴い山岳ガイドの需要は回復傾向。地域資源を生かしたツアー開発や海外客対応の機会も増える見込み。

性格特性

リーダーシップがある / 冒険心がある / 冷静沈着である

労働スタイル

ガイド会社所属 / フリーランス可 / 季節 / 屋外業務 / 長時間勤務

キャリアパス

山岳ガイドアシスタント → アルパインガイド → 高山ガイドインストラクター → ガイド研修講師 → ガイド会社経営

必須スキル

クライミング技術 / セルフレスキュー技術 / 地図読み / 雪山装備操作

推奨スキル

コミュニケーションスキル(英語) / ローカルルート知識 / 気象判断 / 緊急救助技術

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
変化への適応力 予期せぬ天候変化や環境に迅速に対応する必要があるため。
注意力・正確性 装備の不備や地形の変化を見逃すと重大事故につながるため。
コミュニケーション力 顧客との的確な意思疎通が安全管理に直結するため。
体力・持続力 高山環境での長時間行動に耐える体力が必須なため。
計画・組織能力 天候や地形を踏まえた柔軟な計画能力が必要なため。
問題解決力 急な天候変化や事故対応で即時の判断が求められるため。
ストレス耐性 過酷な環境下での長時間ガイド業務は高いストレス耐性が求められるため。

適性(苦手でも可)

項目 説明
数理・定量分析力 地図の距離や高度差計算は基本的だが高度な数理分析は不要なため。

関連資格

  • 事業用登山ガイド資格
  • 日本山岳ガイド協会認定ガイド
  • 日本赤十字社救急法救急員

別名

  • 山岳ガイド
  • 登山ガイド

関連職業

  • クライミングインストラクター
  • スキーガイド
  • トレッキングガイド

タグ

キーワード