農機具修理工

のうきぐしゅうりこう

業界・職種

農林水産・環境

分類

概要

トラクターやコンバインなどの農業機械の点検・整備・修理を行う技術職。

詳細説明

農機具修理工は、農家や販売店、メーカーサービス工場などでトラクターやコンバイン、田植機等の農業機械の点検・整備・修理を行います。エンジンや油圧システム、電装系ユニットの故障診断から部品の分解・組み立て、溶接・加工まで幅広く対応し、予防保全や出張修理も担当します。近年は電子制御やテレマティクス搭載機器の増加に伴い、ITツールを用いた診断技術の習得も求められます。

将来性

高齢化・人手不足が深刻化する農業分野で、最新ICT搭載農機の整備需要が増加。高度整備技術者の需要は今後も安定的に推移する見込み。

性格特性

協調性がある / 好奇心や探究心がある / 忍耐力がある / 臨機応変に対応できる / 責任感が強い

労働スタイル

フィールドサービス / メーカーサービス勤務 / 夜間緊急 / 自営独立 / 農機販売店勤務

キャリアパス

整備補助 → 農機具修理工 → リーダー・主任整備士 → サービスマネージャー → 工場長 → 独立・開業

必須スキル

ディーゼルエンジン分解組立 / 故障診断機器操作 / 油圧装置整備 / 溶接技術 / 電装系整備

推奨スキル

CAD(部品図面理解) / メーカー専用診断ツール / 英語ドキュメント読解 / 遠隔診断 / 顧客折衝スキル

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 微細な傷や油漏れの見逃しが故障原因につながるため。
専門知識習得・学習意欲 新型農機の電子制御や最新技術習得が求められるため。
体力・持続力 重い部品の取り扱いや屋外作業が多く体力が必要なため。
問題解決力 多様な機械の不具合を迅速に診断・修理する必要があるため。

関連資格

  • ガソリン自動車整備士
  • ジーゼル自動車整備士
  • フォークリフト運転技能講習

別名

  • 農業機械整備工
  • 農機メカニック

関連職業

  • 建設機械整備工
  • 産業機械整備工
  • 自動車整備士

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