航空写真測量技術者
こうくうしゃしんそくりょうぎじゅつしゃ
業界・職種
分類
- 大分類 : 研究・技術の職業
- 中分類 : 建築・土木・測量技術者
- 小分類 : 測量技術者
概要
航空写真を用いて地形や構造物の位置・形状を測量し、地図や3次元モデルを作成する技術職。
詳細説明
航空写真測量技術者は、航空機や無人航空機（ドローン）で取得した空中写真をステレオ観測やフォトグラメトリ技術を用いて解析し、地形の座標や寸法を高精度に測定します。撮影計画の立案、機材のセットアップ、写真の前処理、ステレオ模型機や専用ソフトウェアによる解析、CADやGISソフトでの図化、最終成果物の品質管理までを担当します。インフラ整備・都市計画・災害調査など多岐にわたる分野で必要とされ、高い専門知識と精密な作業が求められます。
将来性
ドローン測量や自動処理技術の進展により業務領域が拡大中。3次元データ需要の増加で安定した需要が見込まれ、専門性の高い技術者のニーズは今後も続く。
性格特性
几帳面である / 分析志向がある / 好奇心や探究心がある / 責任感が強い
労働スタイル
キャリアパス
ジュニア航空写真測量技術者 → 上級航空写真測量技術者 → 測量技術主任 → GISエンジニア → 技術コンサルタント
必須スキル
推奨スキル
適性（得意であることが望ましい）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 分析・論理的思考力 | 航空写真から正確な座標を算出する論理的思考が必要。 |
| 注意力・正確性 | 微小な誤差が測量結果に大きく影響するため。 |
| 専門知識習得・学習意欲 | 新技術や測量機器の変化に対応する学習意欲が必要。 |
| 数理・定量分析力 | 数理モデルや座標変換などの高度な計算能力が求められる。 |
適性（苦手でも可）
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 体力・持続力 | 主に室内でのデスクワークが中心で体力負荷は少ない。 |
関連資格
- 地理空間情報技術者試験
- 測量士
- 測量士補
別名
- フォトグラメトリ技術者
関連職業
- GISエンジニア
- 地上測量技術者
- 地理情報システム技術者