はり指導員(視覚障害者更生施設)

はりしどういん

業界・職種

医療・福祉

分類

概要

視覚障害者更生施設において、鍼の技術習得を目指す利用者に対して実技・理論指導を行う専門職。

詳細説明

はり指導員は、視覚障害者更生施設に勤務し、視覚障害を持つ利用者に対して鍼灸施術の技術指導を行います。理論講義や実技演示を通じて利用者の技術習得をサポートし、安全な施術を実現するために衛生管理や針刺入れの手順を徹底します。個々の習熟度を評価し、カリキュラムや練習プログラムを作成・調整しながら、利用者が自立して施術を行えるよう指導します。また、施設内の他職種と連携しながら、生活支援や福祉サービスとも調整を行います。

将来性

高齢化や健康志向の高まりに伴い鍼灸の需要は増加傾向にあり、障害者福祉分野での専門的技術指導者としての役割も安定的に求められています。

性格特性

丁寧で礼儀正しい / 忍耐力がある / 親切である / 観察力に優れている

労働スタイル

施設勤務 / 日勤 / 正社員 / 非常勤

キャリアパス

はり指導員 → 主任指導員 → 教育担当 → 施設運営管理者 → 開業鍼灸師

必須スキル

指導スキル / 衛生管理 / 鍼灸技術 / 鍼灸理論

推奨スキル

コミュニケーションスキル / 研修プログラム設計 / 障害者福祉制度の知識

適性(得意であることが望ましい)

項目 説明
注意力・正確性 安全・衛生管理や正確な針操作のため、細部への注意が不可欠。
コミュニケーション力 複雑な技術や手順を分かりやすく伝える能力が必要。

適性(苦手でも可)

項目 説明
創造性・アイデア発想力 既存の技術指導の枠組みに沿って行うため、創造性は低め。
数理・定量分析力 計算業務は少ないため必要度は低い。

関連資格

  • はり師

別名

  • 鍼師指導員
  • 鍼施術指導員

関連職業

  • あん摩マッサージ指圧師
  • きゅう指導員
  • 作業療法士
  • 理学療法士
  • 鍼灸師

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